岡山県労働組合会議

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4.11 イレブンアクション

と き:2012年4月11日(水)18:30~

ところ:岡山市勤労者福祉センター5F

概 要:

 

 イレブンアクション岡山はこれまで学習会や講演会を7回行い、原発のない社会の実現について学んできました。3.11震災祈念のつどいは市民団体との共同が実現し、運動が広がっていることを実感しました。今回のイレブンアクションには「NPO法人おかやまエネルギーの未来を考える会(略称:エネミラ)」より廣元悦子さんを講師として招き、自然エネルギー導入促進についての実践報告をしてもらい、21人が参加しました。

 廣元悦子さんは、「地球温暖化による深刻な環境破壊を防ぐために、市民の立場で出来ることから始めようとエネミラを設立しました。現在、市内4ヶ所の市有施設に太陽光発電パネルを市民協働で設置しています」とエネミラについて紹介し、自身が仲間に呼びかけエネミラを設立した経緯について、「温暖化問題が深刻化している中、それに対しての対策があることを知り、2000年に会を設立しました。岡山市に協働で市民共同発電事業を行いたいと提案したことをきっかけにNPO法人化しました。現在、岡山県内で実際に自然エネルギーの導入を進める活動をしているNPO法人はエネミラだけです。そのため、県・市の審議会やアドバイザー会議などに出席し、市民としての意見を述べるなどしています」と話しました。「温暖化の主な原因はCo2だと言われています。防げるものは防ぎたい。そのためには、まず省エネに取り組み、自然エネルギーへ転換していくことが必要」との思いで活動にとりくんでいることを訴えました。

 廣元悦子さんたちは太陽光発電やバイオマスエネルギーについて勉強していく中で、「いつまでも勉強している場合ではない。私たち自身で自然エネルギーを作ることを考えなくてはいけない」と思うようになったとのことです。こうした前向きな姿勢が行動を起こし、活動を広げていくのだと知ることができました。

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